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更新日:2019年7月22日

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公開シンポジウム「大径材よ、大志を抱け」

我が国の人工林は高齢級化が進み大径材の供給が増加しています。しかし、大径材は強度等の品質のばらつきが大きいことや安定供給への懸念などから敬遠され、価格が低迷しています。そこで、森林総合研究所を中心とした研究コンソーシアム「大径材強度予測共同研究機関」では、大径材から国産材シェアの低い梁・桁材や枠組壁工法用部材を効率よく生産し、一般住宅や中大型建築物の部材として安定供給することにより、大径材の競争力を強化するためのプロジェクト「要求性能に応じた木材を提供するため、国産大径材丸太の強度から建築部材の強度を予測する技術の開発」を2016年度より実施しています。
今回、本プロジェクトによる成果を広く皆様に知っていただくため、公開シンポジウムを開催いたします。木材に関する研究を行っている方や木材産業に携わる方はもちろんのこと、一般の方々にも参加して頂ければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

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開催日時

2019年9月9日  13時00分~17時00分

場所

名称 北海道大学学術交流会館 小講堂
住所 北海道札幌市北区北8西5
ホームページ 北海道大学学術交流会館へのアクセス(外部サイトへリンク)

主催・共催等

共催:大径材強度予測共同研究機関、(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所、(国研)農研機構生研支援センター
後援:(公社)日本木材加工技術協会、(公社)日本木材保存協会

内容

次第
13時00分 開会挨拶
13時10分 北海道の林業・林産業の現状に関する情報提供
1.「道産木材資源の大径化と林業経営への影響」北海道立総合研究機構林産試験場 酒井明香氏
2.「道産材の利用状況と新たな技術開発」北海道立総合研究機構林産試験場 松本和茂氏
14時10分 基調講演
1.「カラマツ製材の現状と無垢建築材の商品化」(有)瀨上製材所 瀨上陽平氏
2.「カラマツなどの道産木材を無垢材で活かした建築設計」(株)フーム空間計画工房 宮島 豊氏
15時10分 休憩(15分間)
15時25分 プロジェクト成果報告
(1)「プロジェクトの概要説明」研究代表 森林総合研究所四国支所 小林功
(2)「丸太品質評価技術の開発」森林総合研究所木材加工・特性研究領域 藤本清彦
(3)「強度特性の評価技術の開発」森林総合研究所構造利用研究領域 加藤英雄
(4)「製材・乾燥技術の開発」森林総合研究所木材加工・特性研究領域 伊神裕司
16時35分 質疑応答
16時55分 閉会挨拶

定員

194名

費用

無料(事前申し込みは不要です。直接会場へお越しください。)

その他

本研究は農研機構生研支援センター「革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト)」の支援を受けて行っています。

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お問い合わせ

大径材強度予測共同研究機関事務局(森林総合研究所内)藤本清彦、外崎真理雄
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
e-mail: taikeizai-event*ml.affrc.go.jp
(注)*は半角@に置き換えてください
Tel: 029-829-8304
Fax: 029-874-3720