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近年、人為活動や気候変動などの影響で生物多様性減少が急速に進み、自然の恵みを享受しながら生きている私たちの暮らしにも直接・間接的に様々な影響が出始めています。生物多様性減少を食い止め自然共生社会を早期に実現するためには、「社会変革」による根本的な社会・経済的影響の低減が必要です。
2022年7月に開催されたIPBES(※)総会第9回会合では、こうした課題に対応する目的で、2つの新たな評価報告書と生物多様性・生態系サービス評価のための新たなシナリオツールが公表されました。本ウェビナーでは、これらの報告書・文書の作成に携わった研究者を招いて、その主要メッセージを解説し、研究面でのインパクトや今後の課題などについて議論します。
※IPBESとは、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学−政策プラットフォームのことで、科学的知見を取りまとめて政策オプションを示した各種報告書を公表している国際機関です。
2022年11月4日 (金曜日)13時00分~15時00分
名称 | オンライン配信:Zoom ウェビナー |
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住所 | URL等の情報は参加登録者に連絡します |
主催:森林総合研究所
後援:環境省、林野庁、日本森林学会、日本生態学会
【プログラム】
13時00分~13時10分(10分)趣旨説明
13時10分~13時30分(20分)「IPBESによる評価報告書の目的、成果、今後の展開」尼子直輝氏(IPBES侵略的外来種評価技術支援機関)
13時30分~13時55分(25分)「野生種の持続可能な利用評価報告書:知識ギャップに着目した解説」古川拓哉(森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点)
13時55分~14時20分(25分)「自然とその恵みに関する多様な価値観の概念化に関する方法論的評価報告書」吉田有紀氏(国立環境研究所 気候変動適応センター)
14時20分~14時45分(25分)「Nature Futures Frameworkの基盤」橋本禅氏(東京大学)
14時45分~15時00分(15分)質疑応答
【お知らせ】
・本ウェビナーの内容はYouTube森林総研チャンネルにて公開中です。下記、関連リンクでご覧ください。
・講演資料は、下記関連資料をご覧ください。
関連資料
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お問い合わせ
所属課室:生物多様性・気候変動研究拠点
〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
電話番号:029-829-8344
FAX番号: 029-873-3720
E-mail: CBCC_Webinar2022@ml.affrc.go.jp
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