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更新日:2021年10月4日

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サマー・サイエンスキャンプ2013

「日本の山と森の歴史を考える~地図でたどる伏見桃山の120年~」

現在の日本の山は、ほとんどが森で覆われ、その約4割はスギ・ヒノキなどの人工林です。しかし、その姿は時代々々で大きく変化してきました。多くの山では、50年もさかのぼれば、草地や畑、松林が広がり、もっとさかのぼれば、この伏見桃山のように山城や古墳だったところもあります。
このプログラムでは、日本の山と森の歴史および伏見桃山の歴史と地図について学びます。実習では、山や森の歴史調査の模擬演習として、地図から桃山の土地利用の変化や伏見城の名残を読み取り、GPSとGISを使って現地踏査(グランド・トゥルース)を行います。
過去を振り返りながら、今の日本の山や森について考えたいと思います。

  • 期間:平成25年8月21日(水曜日)14時00分~8月23日(金曜日)15時00分(2泊3日)
  • 会場:独立行政法人森林総合研究所関西支所
  • 住所:京都市伏見区桃山町永井久太郎68番地交通案内
  • 募集人数:12名
  • 応募締切:平成25年6月14日(金曜日)必着
  • 申込み・お問い合わせ:サイエンスキャンプ事務局(公益財団法人日本科学技術振興財団振興事業部)/概要(PDF:674KB)
  • 主催:独立行政法人科学技術振興機構(JST)

キャンプのプログラム内容

初日に2つの講義を受けた後、3班に分かれ、実習を行います。実習では、実際に桃山を歩き、土地利用の変化や伏見城の名残を調査します。 

導入講義

  1. 日本の山と森の歴史
  2. 伏見桃山の歴史と地図

実習

  1. 地図の位置合わせ:地図同士を重ねたり、地図とGPSを連動させるために、地図の画像に緯度経度等の座標を与えます。
  2. 土地利用の変化や伏見城の名残を地図から抽出:森林や竹林、畑などの土地利用、城や堀の跡、道の変化を地図で確認し、現地踏査したい箇所を選びます。
  3. GPSとGISを使った現地踏査:地図で選んだ場所が今どうなっているか、GPSとGISを使って現地に行き、確認します。
  4. 会場に戻って現地踏査の結果を整理

発表

班ごとに地図分析と現地踏査の結果を発表・討論します。

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