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現在の日本の山は、ほとんどが森で覆われ、その約4割はスギ・ヒノキなどの人工林です。しかし、その姿は時代々々で大きく変化してきました。多くの山では、50年もさかのぼれば、草地や畑、松林が広がり、もっとさかのぼれば、この伏見桃山のように山城や古墳だったところもあります。
このプログラムでは、日本の山と森の歴史および伏見桃山の歴史と地図について学びます。実習では、山や森の歴史調査の模擬演習として、地図から桃山の土地利用の変化や伏見城の名残を読み取り、GPSとGISを使って現地踏査(グランド・トゥルース)を行います。
過去を振り返りながら、今の日本の山や森について考えたいと思います。
初日に2つの講義を受けた後、3班に分かれ、実習を行います。実習では、実際に桃山を歩き、土地利用の変化や伏見城の名残を調査します。
班ごとに地図分析と現地踏査の結果を発表・討論します。
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