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当支所「森の展示館」にて、「昆虫ひょうほんを作ろう!」と題し森林教室を開催しました。今回も応募者が多数であったため午前の部を設け午前・午後の二部制としました(今回は作業スペースの関係で通常よりも参加者定員を減らしての開催となりました)。いつも応募して頂きありがとうございます。
はじめに、生物多様性研究グループ 神崎菜摘から生物多様性とその大切さのお話をしました。森林にはいろいろな生きものがいるけど、好きな生きものを見つけその生きものについて詳しくなってほしい、そして標本を作れば形を詳しく観察できるし標本をきちんと残せば未来への科学的メッセージになるんだよ、というお話をしました。その後、野外に行き昆虫採集方法の一部を紹介しました。
その後、生物被害研究グループ長 衣浦晴生からカブトムシの脚の動き方や具体的な昆虫標本の作り方について説明をし標本作りをしてもらいました。その間にも、クワガタやカブトムシの生体観察、ボールペンを使ったシロアリの特性を観察、生物被害研究グループ 濱口京子からアリに関するクイズ、顕微鏡でのムシの観察などたくさんのものを見てもらいました。また、今回は特別展としてに生物多様性研究グループ 神崎菜摘の論文スケッチ(センチュウ)原画展も開催しました。
今回はもともと昆虫が好きな人が参加しているためでしょうか、楽しい!と大好評でした。持ち帰った未完成の標本はぜひ完成させて頂けたら、と思います。これを機会に、よりいっそう森林や生きもののことに思いを馳せて頂けたら嬉しいです。
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