ホーム > 研究紹介 > 刊行物 > 森林総合研究所関西支所年報第45号 > 年報第45号 関西支所における研究課題の取り組み
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独立行政法人化後の森林総合研究所は、森林・林業・木材産業にかかわる中核的な研究機関として、科学的知識の集積を図りながら、行政や社会的ニーズに関連した分野横断的・総合的研究を一層推進することとなっています。そのため、平成12年12月に公表された「林政改革大綱」および「林政改革プログラム」に基づいて策定した「森林・林業・木材産業分野の研究・技術開発戦略」を踏まえ、またその後の情勢変化を考慮しながら以下の11(ア~サ)の研究分野について重点的に研究を推進しています。
また、これらの研究のほかに、長期にわたる観測・測定や、長期的視点に立った基盤的研究、将来の社会的問題に備えるための科学的新知見を探求するための基礎研究(シ.基礎等研究・調査)を推進しています。
関西支所がとくに重点的に推進している分野が、「キ.森林の新たな利用を推進し山村振興に資する研究」です。関西支所では、この研究分野に属する課題「里山・山村が有する多様な機能の解明と評価」のうち、以下の2つの研究項目にまたがる5つのテーマを担当しています。
研究項目:里山の公益的機能及び生産機能の自然的・社会的評価に基づく保全・管理手法の開発
なお、本項目の中で、農林水産省委託プロジェクト「流域圏における水循環・農林水産生態系の自然共生型管理技術の開発(平成14~18年)」のうち
研究項目:保健・文化・教育機能の評価と活用手法の開発
ほかに、関西支所が比較的大きな部分を担当する研究としては以下のようなものがあります。
このほかにも、さまざまな研究テーマのなかで研究を分担し、また基礎・基盤的研究にも取り組んでいます。
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