更新日:2017年4月19日

ここから本文です。

花粉症対策品種の開発

   社会的な問題となっている花粉症に対する林木育種面からの対策として、森林総合研究所林木育種センターと都府県が連携し、成長や幹の通直性等に優れた精英樹を対象に、雄花が枝に着生する量の調査を行い、平成25年度末時点で、北海道を除く全国において、雄花の着生が認められないか、きわめて僅かである花粉の少ない品種を、スギについては137品種、ヒノキについては55品種開発しています。
   また、普通のスギと同様に雄花が着きますが、雄花が成熟する過程で花粉が正常に発達せず花粉が生産されないという特徴を持つ無花粉(雄性不稔)スギ2品種を開発しました。一つは、気象害抵抗性候補木の中から開発した品種で「爽春(そうしゅん)」と名付け、もう一つは、優良形質候補木の中から開発した品種で「スギ三重不稔(関西)1号」と名付けました。
   なお、「爽春(そうしゅん(PDF:257KB))」については、平成20年3月に品種登録されました。

 

         こちらもご覧下さい。

花粉の少ないスギ

1  2

      花粉の少ないスギ品種「神崎15号」                                                    一般的なスギ

※ 花粉の少ないスギ品種の花粉生産量は、普通のスギに比べて約1%以下です。

無花粉スギ

4 6

 

                                  顕微鏡で見てみると・・・・

3 5

        無花粉スギ「爽春(そうしゅん)」                                一般的なスギ

※ 無花粉スギ品種の雄花の中には、花粉(右の写真の丸い粒)が全く見られません。

少花粉ヒノキ

7 8

       少花粉ヒノキ品種「西川4号」                                  一般的なヒノキ


Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

所属課室:森林総合研究所林木育種センター育種企画課 

〒319-1301 茨城県日立市十王町伊師3809-1

電話番号:0294-39-7002

FAX番号:0294-39-7306

Email:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp