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更新日:2023年6月14日
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林木遺伝子銀行110番取扱要領(PDF:95KB) | 利用申込書 |
森林総合研究所林木育種センターでは、天然記念物や巨樹、名木等の樹木を対象に、後継樹を増殖する「林木遺伝子銀行110番」を開設しています。
この林木遺伝子銀行110番は、機関や個人等が所有する天然記念物や巨樹、名木、有名木等の樹木が高齢等で衰弱している場合などで、これらの機関等から全く同じ遺伝子を受け継いだ後継クローン苗木の増殖要請があった場合に、さし木やつぎ木等の方法により後継クローンを増殖する取組です。
増殖したクローン苗木は、所有者へ里帰りさせるとともに、当センターでも林木遺伝資源として保存し、また、研究材料として活用させていただくこととします。
この後継クローン苗木を増殖する取組は、林木のジーンバンク事業の一環として行うもので、その対象は次のものを予定しています。
林木遺伝資源として、当センターに保存する価値を有していると考えられるもの(天然記念物、森の巨人たち百選、これら
に類するもの)で、かつ、高齢等の理由による衰弱が見られるなど、後継樹の増殖の緊急性が高いと判断されるもの。
なお、樹種や樹齢等によっては、さし木やつぎ木等による増殖ができない場合もあります。
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