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森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センターでは、エリートツリーや特定母樹の特性への理解を深めていただくことを目的として、都道府県、市町村、苗木生産者、民間企業を対象にした2020年度特定母樹等展示林設定の募集を開始します。
都道府県、市町村、苗木生産者、民間企業とします。
概ね2件
2022年4月以降(概ね15年間)
1. 2020年度特定母樹等展示林設定に関する公募申請書(様式1)(ワード2007:36KB)をダウンロードし、必要事項をご記入してください。
2. 応募にあたっては、林木育種センターにメールで応募申込書をお送りください。(後日、受領確認のメールをお送り致します)
メールアドレス:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp(展示林応募申込先)
1. 応募期間終了後、内容について打合せを実施し、選考します。
2. 選考結果は2021年1月末までに通知します。
今回は茨城県、栃木県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県のいずれかでの設定を予定。
林分の場合
樹種:スギ
植栽本数:さし木苗1,440本
植栽面積:0.80ha(2,000本/haの場合)
クローン数:120クローン(特定母樹および対照系統を含む)
展示林の周囲木としてヒノキ約200本を植栽させて頂く場合があります。また、以上の規模については、打合せの上、調整させて頂く場合があります。
苗畑等に小規模に植栽する場合
樹種:スギ
植栽本数:さし木苗15本
クローン数:5クローン(特定母樹および対照系統を含む)
以上の規模については、打合せの上、調整させて頂く場合があります。
1. 道路沿いなど、展示効果が高い場所。更に展示林を俯瞰できる場所があると望ましい。
2. 特定母樹等の改良効果をより発揮するため、スギの造林適地であること。
3. 地形の変化が少ない場所(均一な斜面であることが望ましい)。
1. 試験苗木については、林木育種センターで用意しますが、応募者が推奨する系統を用意し、展示林に対照系統として用意してよいこととする。また、展示林と周囲の林分との境界を明確にするために周囲木としてヒノキを植栽させていただく場合があります。
2. 応募者は上記の設定規模の展示林を設定できる箇所を用意できること。
3. 応募者は展示林への苗木の植栽及び下刈り等の保育管理を実施すること。
4. 展示林の設計については応募者と林木育種センターの両者で協議して決定すること。
5. 設定規模が林分の場合、応募者は定期的な成長量等の特性調査について、林木育種センターと協力し、実施すること。苗畑等に小規模に植栽する場合は、同様の調査を応募者が主体的に実施すること。
6. 調査データおよび研究成果については、応募者と林木育種センターの両者で共有すること。ただし、調査データについては、林木育種センターが林木育種事業のために使用できるものとする。
7. 展示林で得られたデータをもとに特定母樹や優良品種等を申請する場合は、林木育種センターと共同で申請すること。
8. 契約期間中、契約期間後の本共同試験で用いた苗木及びその個体の一部について、人工的に増殖しないこと。また第三者への譲渡、転売、貸与、海外に持ち出すことを行わないこと。
2020年12月15日(火)~2021年1月15日(金)23:59まで
林木育種センター
メールアドレス:ikusyu@ffpri.affrc.go.jp
Tel:0294-39-7002
お問い合わせ
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