更新日:2017年8月2日

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第14回男女共同参画学協会連絡会シンポジウム参加報告

  • 日時 : 2016年10月8日(土曜日)10時-17時45分
  • 場所 : お茶の水女子大学共通講義棟2号館、1号館(東京都文京区大塚2-1-1)
  • 主催 : 男女共同参画学協会連絡会
  • 共催 : お茶の水女子大学
  • 後援 : 内閣府男女共同参画局、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、科学技術振興機構、日本学術会議、国立女性教育会館
  • 参加者 : 安部 久

プログラム

【午前の部】分科会
分科会1.「Unconscious biasについて考える」
分科会2.「女性のための賞の創設~その意義と効果を考える~」

【昼の部】ポスターセッション
【午後の部
全体会議:「日本と世界の研究者・技術者-これまでの支援策と女性比率」
パネル討論 「まだまだ低い女性比率:伸ばすために何ができる?」
分科会報告
【懇親会

参加報告

お茶の水大学で開催された第14回男女共同参画学協会連絡会シンポジウムに参加しました。

午前中には、「Unconscious biasについて考える」と「女性のための賞の創設~その意義を考える~」の2つの分科会があり、前者に参加しました。沖縄科学技術大学院大学のDilworth Machi先生による、「Unconscious biasと女性研究者の活躍」と題した講演では、どのような人間でも気づかないうちに潜在的な偏見を持つお話しでした。そのため、人材登用、成果の評価等の場面においては、担当者はそのことを自覚しておく必要があるということ、また、研究者自身にもそういった思い込みがあるということを自覚することが重要であるということが述べられました。その後、米国におけるそれに対する取組や研修、特にウィスコンシン大学マディソン校(http://wiseli.engr.wisc.edu/)の取り組みが紹介されました。
また、森永製菓の宮井真千子氏による「企業におけるunconscious bias」と題するご講演がありました。企業ではダイバーシティ推進には社員の意識を変える必要があり、そのためにはエネルギーが必要で、トップにも研修を受けてもらう必要があるというお話しをされました。

午後には、女性研究者を増やすための、産学官の国内の取組と、アメリカ、イギリス、韓国の事例について紹介があり、パネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションの最後に、情報共有のためには、組織間の横のつながりが重要であるという、結論で締めくくられ、改めてDSOの重要性を認識しました。30部ほど持参したDSOのパンフレットは、すべてなくなりました。

シンポジウムに関する情報は男女共同参画学協会連絡会のホームページ(http://www.djrenrakukai.org/symposium1.html)でご覧になることが出来ます。

ダイバーシティ推進室長 安部 久:記

 会場の様子 ポスターセッション

  

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