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更新日:2019年12月10日

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第2回全国ダイバーシティネットワークシンポジウム参加報告

第2回全国ダイバーシティネットワークシンポジウム~女性研究者が輝く近未来を創る~に参加して

  • 日時:令和元年12月6日(金曜日)14時~17時
  • 場所:一橋講堂(東京都千代田区一橋2-1-2学術総合センター内)
  • 基調講演:梶原 ゆみ子 氏
    総合科学技術・イノベーション会議 議員
    富士通株式会社 理事
  • 参加者:ダイバーシティ推進室(併任) 田中 良平

全国ダイバーシティネットワーク組織についての詳細はこちらをご覧ください
URL:https://www.opened.network/about/organization/

梶原由美子氏による基調講演の様子

基調講演「イノベーティブな国になるために~産学官で進めるダイバーシティ~」

12月6日に一橋講堂(東京都千代田区)で第2回全国ダイバーシティネットワークシンポジウムが開催されました。今回のシンポジウムは大阪大学等が主催し、東京農工大学を開催担当として「全国ダイバーシティネットワーク組織」の構築を目指した取組の一環として実施されています。会場には北海道から九州まで全国8ブロックの幹事大学や参画機関の関係者などおよそ200名が来場し、前半の基調講演から後半の活動報告やパネルディスカッションまで3時間余りの間、活発な意見交換や議論が行なわれました。
基調講演では総合科学技術・イノベーション会議 議員/富士通株式会社 理事の梶山ゆみ子さんを講師に迎え、「イノベーティブな国になるために~産学官で進めるダイバーシティ~」と題しておよそ45分間にわたり、様々な角度からのダイバーシティに対する見方や取組、将来に向けて行なうべき課題などについて話がありました。

総合科学技術・イノベーション会議議員としての視点

まず、総合科学技術・イノベーション会議議員としての視点の中で、女性研究者の割合を3割に目標設定しているものの、いまだに16%程度であり世界的に見ても低い水準にある。そのため、女性の理系人材の育成と確保を強化する政策が進められている、ということを取り上げていました。その中で印象に残ったことは、文理選択時期の高校生に対していかに理系キャリアの魅力を伝えるかに掛かっている、という点です。この夏、森林総研でも実施した「リケジョサイエンス合宿」の見学会などまさにこうした取組のひとつであり、我々もこうした機会を捉えて女性研究者を増やす方向に少しでも尽力できればと思いました。

富士通という企業を運営する立場から

また、富士通という企業を運営するという立場の話しとして、女性や外国人を含むダイバーシティ(多様性)やインクルージョン(包括)の推進と同時に、男性・女性の別なく「働き方改革」の推進、より踏み込んで言えば制度、環境、意識を改革することの重要性を強調されていました。このことは私自身も常々思っていることでもあり、単に時間外労働を無くす(減らす)ことだけでなく、「働き方改革を『自分ごと』として考える場作りが大切」という考えは非常に的を射たものに感じました。さらに、富士通における「改革」の一つとしてテレワークの推進があり、非常に軽くて薄い端末を開発しそれを社員一人一人に配布することによって、場所に囚われずに働くことを可能にしているとのことです。この点についてはさすがパソコンメーカー!!というところでしょうか。 

全国8ブロックごとの報告会より

基調講演についてここではほんの一部だけご紹介しましたが、全般にわたり大変分かり易く、今後の進め方についての様々なヒントが散りばめられていたように思います。引き続き行なわれたブロック毎の報告会では、それぞれの幹事大学担当者が今年度の主な活動内容などを壇上で説明しました。その後に登壇者によるパネルディスカッションがあり、フロアーの参加者とともに活発な議論が繰り広げられました。その中では、こうしたネットワークを広げていくことがいかに大切かを強調していたことが印象に残りました。また、大学職員が現在置かれている環境の議論の中で、「お茶大インデックス」(研究教育機関における雇用環境の自己評価指標)なるものがあることを知り、それぞれの立場でより良い職場環境を目指そうと取り組んでいることを改めて認識する機会となりました。

ダイバーシティ推進室(併任)田中 良平 記

大阪大学工藤眞由美氏による事業紹介 パネルディスカッションの様子

 

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