ダイバーシティ推進室 > 知る > ダイバーシティ推進セミナー > 平成29年度労働衛生週間講演会・第24回エンカレッジ推進セミナー開催報告
更新日:2021年3月10日
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平成29年度全国労働衛生週間のスローガン「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」
ポスター(PDF:229KB)
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講師の奈良間(ならま)先生は、水処理メーカーに10年間勤務後、人材研修会社に勤務し、ワーク・ライフ・バランスについて学ばれました。その後、独立されて現在の会社を設立されました。ご自身の経験や具体的な例えを織り交ぜながら、分かりやすく講演してくださいました(詳しくは、当日の資料をご覧ください)。以下、印象に残った内容、感想を記します。
<ストレスマグニチュード>
悪い出来事(配偶者の死、離婚など)だけでなく、良い出来事(ハレの日と言われるような出来事)もストレスの原因になるそうです。例えば、結婚、昇進、休暇、クリスマス(!)などもストレスの原因になります。
<仕事でのストレスを減らすには>
ストレスを予防するには、コミュニケーションとワーク・ライフ・バランスが効果的だそうです。
職場のコミュニケーションの良し悪しが、職場環境や雰囲気に大きく影響し、さらに職員の心理状態やモチベーションに多大な影響を及ぼします。何気ない“雑談”もコミュニケーションとして重要です。私個人的な意見ですが、森林総研の各階にあるコミュニケーションルームを、もう少し居心地よくできたら、コミュニケーションが取りやすくなると思います。物置状態からはずいぶん改善されたと思いますが、古びたテーブルと椅子が置いてあるだけで、雰囲気がよくありません。例えば、国産材を使った温もりのあるテーブルや椅子、内装に変更してはいかがでしょうか。
ワーク・ライフ・バランスを進めると、ストレス要因の一つである“家庭と職場の葛藤”が改善されます。また、ワーク・ライフ・バランスを進めるには、業務の効率化が欠かせませんが、そのプロセス自体がストレスを軽減させます。つまり、業務効率化のプロセスでは、職場(チーム)で話し合いを持ち(コミュニケーションを取り)、業務を共有化する必要があり、これらがストレス軽減につながります。
<毎日15分程度の軽い運動>
メンタルヘルス不調の予防には、毎日の15分程度の軽い運動も有効だそうです。森林総研は、昼休みに気軽に構内でウォーキングやジョギングでき、その点は恵まれた環境だと思いました。
樹木分子遺伝研究領域 ストレス応答研究室 ダイバーシティ推進室(併任) 田原恒: 記
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