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更新日:2017年3月9日

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第7回エンカレッジ推進セミナー

「研究と組織、そして生活の狭間に立つ中堅研究者たち」開催報告

  • 2010年9月8日(水曜日)10時10分~11時00分
  • 場所:森林総合研究所・本所2階大会議室
  • 講師:沖永友貴枝氏(筑波大学男女共同参画室ワークライフバランス相談室"あう")

 講演資料 (所内情報)≫

沖永中堅研究者研修の男女共同参画枠のなかで、「研究と組織、そして生活の狭間に立つ中堅研究者たち」というすこしショッキングなタイトルでキャリアカウンセラーの沖永先生にご講演いただきました。沖永先生は、アメリカ、産総研、筑波大学で、サイコセラピスト、キャリアカウンセラー、臨床心理士として活躍されている方です。

概要

中堅研究者の現状
30代から40代にかけての中堅研究者は、研究所においては研究の中核を担う存在です。ライフステージにおいては「人生半ばの過渡期」「人生の正午」、キャリアステージにおいてはキャリア中期の「危機」に当たる時期だということです。過渡期、危機というと、マイナスイメージでとらえられがちですが、本当の自分らしさの模索・葛藤から真の自分を見つける転換期であるとのことです。

中堅研究者が抱える問題についてカウンセリングの実例
これまでのカウンセリング内容を「考えの整理や検討」が必要であった場合と、「心理的問題」の解決の場合の二つに分けてお話しいただきました。キャリアカウンセリングを受けることで、自分の考え方の癖を知り、負のスパイラルに落ち込む前に、自分で対処することができるようになると実例を示していただきました。

最後に「アセスメントシート(自分の体験と状態を総合的に理解するためのシート)」と「認知再構成法(自分の考え方の特徴、癖を知るリスト)」のご紹介がありました。どちらもカウンセリングを受けながら使用するものだそうです。ご希望の方は男女共同参画室へ。  

男女共同参画室 太田祐子:記

The Chinese use two brush strokes to write the word "crisis". One brush stroke stands for danger; the other for opportunity. In a crisis, be aware of the danger ? but recognize the opportunity.
John F. KennedySpeech in Indianapolis, Indiana 12 April 1959

会場の様子

会場2   会場3 会場4 

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