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1. 受賞名 | 平成26年度(第10回)若手農林水産研究者表彰(受賞日:2014年11月12日) |
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2. 受賞者の氏名、所属 |
北海道支所 森林生物研究グループ 松浦 友紀子 |
3.受賞理由 |
ニホンジカの食品資源化に向けた衛生管理手法に関する研究 |
4.受賞の簡単な紹介 |
深刻な農林業被害をもたらしているニホンジカの個体数調整は、全国的に緊急の課題となっている。また、個体数調整にともない多くの個体が捕獲されている現状において捕獲個体の資源的利用の促進が求められている。 本研究では、法制度による一律規制とは異なり独自のシカ管理が実施可能な「猟区」制度が、有効な個体数管理システムになり得るかを検討した。また、野外処理を含む捕獲個体の安全安心な資源利用法を提示した。 シカの個体数管理において、細分化された狩猟管理ユニットの有効性や捕獲個体の食肉利用における適切な処理法を提示するとともに女性狩猟者ネットワークを組織し、実用化に向けた活動を積極的に行っている点が高く評価された。 |
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