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1. 受賞名 | 第16回日本木材学会技術賞(受賞日:2015年1月31日) |
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2. 受賞者の氏名、所属 |
研究コーディネータ 木口 実 木材改質研究領域 機能化研究室 主任研究員 小林 正彦 エア・ウォーター・エコロッカ(株) 大友 祐晋 |
3.受賞理由 |
混練型WPCの劣化機構の解明と耐候性向上技術の開発に対する業績 |
4.受賞の簡単な紹介 |
林地残材等木質系バイオマスからの木粉と再生プラスチックとの複合材である混練型WPC(以下WPC)は、エクステリア材として注目されている環境調和型資材であるが、屋外使用によって変形や変色、チョーキング(粉ふき)等の劣化が生じることが指摘されている。受賞者らは、WPCの屋外使用による劣化機構を解明し、変色やチョーキング等の表面劣化を抑制する技術を開発し、高い耐候性を持つWPCの製品開発に成功した。当該製品は市場展開されており、国内において10%以上のシェアを占めている。これらの成果はバイオマスの有効利用及び林業・林産業の活性化に繋がる技術として高い評価を得た。 |
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