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1. 受賞名 | 森林計画学賞(受賞日:2015年3月29日) |
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2. 受賞者の氏名、所属 |
森林管理研究領域 細田 和男 |
3.受賞理由 |
公刊論文「標準地法における調査区の大きさと形状の再検討」(日本森林学会誌、94巻3号、2012年)が、測樹学分野での高い学術上の価値を認められた。 |
4.受賞の簡単な紹介 |
実測値をもとにした多数の模型林分を用いてシミュレーションを行い、林分全体の本数密度と調査区の面積や形状から、標準地の幹材積合計や本数の変動係数を推定するモデルを作成した。これにより従来は経験的、慣習的に決められてきた調査区の面積や測定本数について、必要精度に応じた客観的な基準を示すことが可能になり、標準地法の適用に科学的根拠を与えたことが評価された。 |
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