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1.受賞名 | 森林計画学賞(受賞日:2017年3月29日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
大石 康彦(多摩森林科学園) |
3.受賞理由 |
「わが国森林学における森林教育研究 ―専門教育および教育活動の場に関する研究を中心とした分析―」と題した論文が、森林教育実践の推進に貢献し、森林教育研究の展開の礎を築くものとして、その学術的価値が高く評価された。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
わが国の森林学における森林教育研究を包括的にとらえ、体系的レビューを行うことを目的とした。日本森林学会と同学会の連携学会および関連学会等がこれまでに刊行した学会誌等を悉皆調査し、教育に関わる文献を抽出、整理した。抽出された文献数は、1925~2011年の間に448件あり、1980年代までは散発的であったが、近年急増していた。専門教育に関する研究は、初期には林業教育、追って教育訓練や大学、高等学校における専門教育へ展開し、森林・施設に関する研究は、初期には学校林、追って演習林、さらには森林が果たす機能へ展開していた。
わが国森林学における森林教育研究 ―専門教育および教育活動の場に関する研究を中心とした分析― 日本森林学会誌 DOI:10.4005/jjfs.96.15(外部サイトへリンク) |
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