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更新日:2018年4月19日

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Plant Species Biology Best Paper Award 2017(鈴木 節子、永光 輝義、吉丸 博志、他)

1.受賞名 Plant Species Biology Best Paper Award 2017(受賞日:2017年12月2日)
2.受賞者の氏名、所属

鈴木 節子(森林総合研究所 樹木分子遺伝研究領域)
大谷 雅人(兵庫県立人と自然の博物館、兵庫県立大学)
須貝 杏子(島根大学)
永光 輝義(森林総合研究所 北海道支所)
加藤 英寿(首都大学東京)
吉丸 博志(森林総合研究所 樹木分子遺伝研究領域)

3.受賞理由

「Genetic variation of pantropical Terminalia catappa plants with sea-drifted seeds in the Bonin Islands: Suggestions for transplantation guidelines. (小笠原諸島における汎熱帯性樹木モモタマナの遺伝的変異:植栽ガイドラインへの提言)」と題した論文が、過去の海水面変動による島同士の連結と分離の歴史が遺伝構造に影響したことを示しているという点で、高く評価された。

4.受賞対象研究の紹介

モモタマナ(Terminalia catappa)は小笠原諸島の海岸林の主要な在来樹種で、種子は大きさが5センチほどあり、果実食のオオコウモリや海流によって散布される。小笠原諸島全体からモモタマナを収集し、DNAマーカーを用いて遺伝的変異を調べた結果、島間の最大水深が50mよりも深い場合、それらの島は遺伝的に異なることが示された。これは最終氷期から現在にかけての海水面変動による島同士の連結と分離の歴史が、このような遺伝的な違いに影響したと考えられる。

 

Genetic variation of pantropical Terminalia catappa plants with sea-drifted seeds in the Bonin Islands: Suggestions for transplantation guidelines.  
Plant Species Biology, 32 (1): 13-24, 2017 DOI:10.1111/1442-1984.12121(外部サイトへリンク)

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