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更新日:2018年12月26日

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平成二十九年度日本緑化工学会賞技術奨励賞(小川 泰浩 他)

1.受賞名 平成二十九年度日本緑化工学会賞技術奨励賞(受賞日:2018年9月15日)
2.受賞者の氏名、所属

小川 泰浩(森林防災研究領域)

東京都三宅支庁産業課

3.受賞理由

高濃度火山ガスの噴出する三宅島の火山性荒廃地において自生種で植生回復を推進するための緑化技術に関する研究成果が、火山性荒廃地の緑化における外来種問題の根本的解決に結びつく貢献であるとして、生物多様性の知見及び緑化工の知見から高く評価された。

4.受賞対象研究の紹介

高濃度火山ガスを伴う厳しい酸性環境の火山性荒廃地に対して、これまでに緑化で使用されてきた外来種ではなく、自生種で緑化するため、火山ガスを回避する大型植え穴造成による緑化工法(バンカー工法)の開発を行った。さらにバンカー工法で対応できない急傾斜地には三日月型緑化資材「東京クレセントロール®」を発明し、これによる緑化工法を開発した。東京都三宅支庁と共同でおこなった現地緑化試験結果から、微地形や火山ガスの環境にあわせて柔軟に資材や植物の配置を変えられるバンカー工法や東京クレセントロール工法で、流水や侵食土砂をコントロールできるようになり、植生が回復することを実証した。

 

1. 小川 泰浩・岡部 宏秋・黒川 潮、三宅島雄山の火山ガス高濃度地域における山腹緑化試験、日本緑化工学会誌 Vol. 38(2012) No.1、164-167

 DOI:10.7211/jjsrt.38.164(外部サイトへリンク)

2. 小川 泰浩・岡部 宏秋・石森 良房・西澤 敦彦(東京都)・広瀬 光一郎(東京都三宅支庁)・足利 陽史(東京都三宅支庁)

 治山緑化に寄与する環境保全型ロール資材の開発 日本緑化工学会誌 Vol. 40(2014) No. 1、191-194

 DOI:10.7211/jjsrt.40.191(外部サイトへリンク)

3. 菊池 輝海・上條 隆志(筑波大学)・小川 泰浩・岡部 宏秋・石森 良房

火山性荒廃地における東京クレセントロール工法の治山緑化機能の評価、日本緑化工学会誌 Vol. 41(2015) No. 1、231-234

 DOI:10.7211/jjsrt.41.231(外部サイトへリンク)

4. 東京都森林事務所ホームページ 「治山林道研究発表会にて優秀賞を受賞しました。」

 URL:http://www.forestry-office.metro.tokyo.jp/pdf/chisan_20161003.pdf(外部サイトへリンク) (2016年10月3日公表)

5. 環境保全型ロール状フィルタ及びその製造方法(特許第6037518)、2016年11月11日登録

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