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1.受賞名 | 2019年度日本建築学会大会(北陸)学術講演会 木質構造部門若手優秀発表賞(受賞日:2019年10月17日) |
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2.受賞者の氏名、所属 |
大木 文明(複合材料研究領域) |
3.受賞理由 |
「CLTを用いた鉄筋コンクリート複合床スラブの曲げ性能 その2 比例限荷重、降伏荷重および最大荷重」と題した研究発表が、2019年度日本建築学会大会(北陸)学術講演会の木質構造のセッションにおいて、特に優れた梗概原稿、発表資料、質疑応答と評価された。 |
4.受賞対象研究の紹介 |
公共建築物木材利用促進法が施行され、中・大規模建築物の木造化が進められている中、木材を用いてロングスパンかつ床振動といった居住性を損なわない床を開発するため、CLT(Cross laminated timber、直交集成板)と鉄筋コンクリートをずれ止めによって一体化させた複合床スラブの曲げ性能について検討を行った。 実験の結果、複合床スラブが荷重を負担した際、荷重の増加によって剛性が低下する際の要因や、ずれ止めの種類がCLTと鉄筋コンクリートの一体化に与える影響等を明らかにした。 関連業績 大木 文明、師橋 憲貴、新藤 健太、平松 靖、宮武 敦:CLT・鉄筋コンクリートによる複合床スラブの構造耐力、日本大学生産工学部学術講演概要、52:89-92、URL:https://www.cit.nihon-u.ac.jp/laboratorydata/kenkyu/kouennkai/reference/No.52/pdf/1-28.pdf(外部サイトへリンク) |
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