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平成27年11月5日、兵庫県立山崎高等学校森林環境学科の2年生18名と引率の先生2名が職場見学に来場しました。
当日は林木育種事業の概要を説明した後、マツノザイセンチュウ抵抗性育種について解説を行い、実際に顕微鏡を使ったセンチュウの観察も行いました。その後は温室及び苗畑で、基本的な樹木の増殖方法等と併せて、事業・研究の説明を行いました。
平成27年2月13日、京都府立林業大学校の学生が林木育種事業の現状等を見学するため来場しました。
当日は林木育種事業の概要を説明した後、主に第2世代以降の精英樹の開発や、花粉症対策品種の開発について詳しく解説を行いました。その後は場内の原種園や苗畑等を見学し、事業の現状を説明しました。
第2世代以降の精英樹の開発については学生から質問があり、有意義な機会になったかと思います。
平成26年11月19日、兵庫県立山崎高等学校森林環境学科の2年生26名と引率の先生2名が職場見学に来場しました。
当日は林木育種事業の概要を説明した後、マツノザイセンチュウ抵抗性育種及び花粉症対策のための育種について説明を行い、実際に顕微鏡を使ってセンチュウやスギ花粉の観察を行いました。その後は温室でマツノザイセンチュウ接種試験の状況を見学しました。
平成26年11月17日、京都府立大学の学生が品種開発の概要や研究の状況を見学するため来場しました。
当日は講義からはじめ、林木育種の概要、第2世代以降の精英樹の開発、マツノザイセンチュウ抵抗性育種及び花粉症対策のための育種について説明しました。その後は保存園や苗畑に移動し、開発品種の状況等を解説しました。
それぞれの説明の都度、学生から質問があり、有意義な機会になったかと思います。
高知市にある社会福祉法人朝倉くすのき保育園たかしろ乳児保育園では、創園当時(約50年前)に庭園に植えられた桜の木が毎年3月には希望をもって卒園する親と園児を満開の花で見送り、4月には喜びに胸一杯の新しい園児達を迎えてきました。
この桜の木が園舎の建て替えとともに伐採されることとなり、保護者らによりこの桜の木を残すことができないかと当育種場に依頼があったことから、平成26年7月18日に園児、保護者、保育士によるさし木体験を実施しました。当育種場の職員が枝の採取及び穂木の作成を行い、続いて園児27名が保育士らに手伝ってもらいながら1本ずつ丁寧にポットにさし木を行いました。
さし木作業後には、園児が親木の前でさし木を行ったポットを手にして、「桜さんありがとう。また大きくなってね。」と感想が聞かれました。
平成26年6月11日、ケニア共和国森林研究所のチャガラ副所長(普及部門担当)が、JICAの研修員(準高級)として来場しました。
当日は、まず関西育種場長から育種場の事業・研究の概要を説明し、その後、場内見学としてアカマツを使った割り接ぎ、サトザクラを使った切り接ぎ、ケヤキとマンシュウボダイジュを使った袋接ぎの実演を行いました。その後は苗畑及びヒノキのミニチュア採種園において、苗木の育成管理等の説明を行いました。
東大阪市にある樟蔭学園では、創立当時(約100年前)の植物園にあった樹木の最後の一本としてユリノキだけが残っており、かなり衰弱していることから女子高校生によるユリノキ再生プロジェクトが始まり、当育種場に対してつぎ木の体験依頼がありました。
平成26年2月19日、樟蔭学園において当育種場の職員がユリノキから枝先(穂木)を採取し、続いて13名の女子高校生を対象につぎ木の講義とユリノキのつぎ木実演を行い、その後3グループに分かれて貴重なユリノキの後継樹を育成するためのつぎ木体験をしました。
学生からは、「つぎ木を行ったユリノキが親木のように早く大きく育って欲しい」、「一生に一度体験できるかどうか分からないつぎ木を行うことができて本当に良かった」などの感想が聞かれました。
平成25年12月5日、高知大学の学生2名がスギ花粉症対策品種についての現状及び問題点等、また、挿し木全般についての知見を得るため当場に来場しました。
はじめに、さし木増殖全般について、次に、花粉症対策品種の開発状況等の取り組みについて講義を行い、少花粉スギの普及状況やさし木の方法等について、非常に熱心に質問をしていました。その後、温室や保存園等に移動して、少花粉ヒノキの挿し木の発根状況や、雄性不稔スギ(無花粉スギ)である三重不稔(関西)1号を見学しました。
学生たちは、今回の講義や見学したことを今後の研究に生かしていきたいということでした。
平成24年11月14日、兵庫県立山崎高等学校森林環境学科の2年生20名と引率の先生2名が職場見学に来場しました。
当日は林木育種事業の概要を説明した後、マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業について講義をし、実際に顕微鏡を使ってセンチュウの観察を行いました。その後は、屋外でマツノザイセンチュウ接種試験の結果及び林木遺伝資源として収集・増殖した苗木の状況を見学しました。
平成24年8月9日、ケニア共和国林業研究所のチカマイ所長及び同研究所企画部長が、JICAの研修員(準高級)として来場しました。
当日は接ぎ木増殖の見学から始め、アカマツを使った割り接ぎ、サクラを使った切り接ぎ、ケヤキを使った袋接ぎの実演を行った後、ガラス温室及び苗畑において林木育種事業の概要説明を行いました。また、最後に現在導入の過程にある系統管理用ICタグの説明も行い、時間を余すことなく場内での研修を終えました。
平成24年7月24日、滋賀県の甲賀地域県営林育成会の皆さんが来場して、幹重量の大きい品種の開発について講義及び場内見学を行いました。
当日は5名が来場し、はじめに幹の炭素貯留量が多い品種の概要及び材質調査の方法等について説明を受け、その後屋外で材質調査の体験を行いました。
平成24年6月22日、神戸大学の学生9名が来場して、クスノキのさし木実習及びマツノザイセンチュウ抵抗性育種について講義を行いました。
当日は、さし木の実習からはじまり、林木のジーンバンク事業の説明、マツノザイセンチュウ抵抗性育種及び関連したDNA分野について、解説を行いました。
平成23年11月16日、兵庫県立山崎高等学校森林環境学科の2年生22名と引率の先生2名が職場見学に来場しました。見学の予定は2時間程でしたが、林木育種事業の概要及び、新品種の開発に向けての取り組み状況について講義を行った後、温室でマツノザイセンチュウの接種試験やジーンバンク事業の解説を行いました。
また、その後は苗畑での業務と、育種素材保存園でスギの花粉症対策品種の見学をしました。
平成23年9月22日、関西林木育種懇話会会員のほんみち宇陀支部(奈良県)の皆さんが来場して、マツノザイセンチュウ抵抗性品種及び林木の増殖方法について場内見学を行いました。
当日は22名が来場し、はじめにマツノザイセンチュウ抵抗性品種について事業概要及び品種開発について講義を受け、その後ガラス温室に移動して、7月に行った接種検定後の検定木を見学しました。次に、林木の増殖方法について、さし木やつぎ木の講義を受け、今春につぎ木したスギ、ヒノキ、アカマツなどを苗畑で見学しました。
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