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去る10月5日(日曜日)に、「水都おおさか森林の市2014」が近畿中国森林管理局及び毛馬桜之宮公園において開催され、林木育種センター関西育種場、関西支所、近畿北陸整備局の合同で出展しました。当場の出展内容は、「マツ材線虫病対策」、「花粉症対策のためのスギ品種の開発」、「林木遺伝子銀行110番」のパネル展示と「ヒイラギモクセイの葉っぱの葉脈しおり作り」を実施しました。
パネル展示では、マツノザイセンチュウ抵抗性アカマツを使用した松茸林の再生を望む声や花粉症対策品種の早期普及を望む声が多く聞かれました。また、しおり作りコーナーでは約200名が詰め掛け、子供は勿論のこと大人も夢中で作品作りに参加されていました。
今年の「水都おおさか森林の市2012」は、大阪市北区天満橋の近畿中国森林管理局、毛馬桜ノ宮公園において、10月7日(日曜日)に開催されました。
今年は、関西育種場、関西支所、近畿北陸整備局が合同で出展し、育種場はマツ材線虫病対策、希少樹種の保全に向けた取り組み、林木遺伝子銀行110番のパネル展示及び、ヒイラギモクセイの葉を使用した木の葉のしおり作りなどを行いました。来場者からは、「トガサワラは四国と紀伊半島の一部にのみ生育していることを初めて知った。関西育種場は、トガサワラなどの希少樹種の保全のために努力していることが分かった」、「衰弱している天然記念物や名木などのクローン苗木を無料で増殖し、里帰りさせるという『林木遺伝子銀行110番』は非常に良い取り組みだと思う」などの声が聞かれました。
しおり作りコーナーでは、親子連れなどが途切れることなく訪れ大盛況となり、小学4年の女の子からは「手作りのしおりは教科書に使いたい」といった感想が聞かれました。
10月8日(土曜日)~9日(日曜日)の2日間、「水都おおさか森林の市2011」が大阪市北区天満橋の近畿中国森林管理局や隣接する毛馬桜之宮公園及びOAP(大阪アメニティパーク)周辺において開催されました。
森林総合研究所では、関西育種場、関西支所、近畿北陸整備局の地方3組織が、今年初めて1つのブースで合同出展し、育種場からは、マツクイムシ対策や林木遺伝子銀行110番のパネル展示、ヒイラギモクセイの葉(葉脈)を使用した木の葉のしおりづくりなどを出展しました。自分で作った木の葉のしおりを、顕微鏡で覗いて「すごくきれい」などとの声が多く聞かれました。
今年は天候に恵まれ、終了間際まで大盛況のうちに2日間の日程を終えました。
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