ここから本文です。
森林教室とは、近隣の小学校より依頼を受けて実施する小学生を対象とし森林環境教育を目的としたイベントです。主に、木工工作や木の実拾い、マツノザイセンチュウの観察等、子供たちに楽しんで取り組んでもらえる催し物を企画しています。子供たちには、この森林教室を通じて関西育種場について知ってもらうことはもちろん、森林の大切さ、自然とふれ合う事の楽しさを再認識してもらう良い機会になるのではないでしょうか。
今年、関西育種場内で小学生を対象とした森林教室を3回開催しました。いずれも10月中の開催で、5日に美作市立勝田小学校が先生を含めて計37名、11日には津山市立鶴山小学校が同じく72名、19日には美作市立大原小学校が68名で来場しました。
各小学校で日程の違いはありましたが、始めに紙芝居「森林からのおくりもの」で森林の学習をした後に場内で木の実拾いをし、拾った木の実も使って木工工作を行いました。工作を家族へのお土産にする子も多く、森林からのおくりものに触れながら楽しく学んでいました。
また、山陰増殖保存園においては、智頭町立智頭小学生が「森のはたらき」をテーマに遠足を兼ねて来園し、紙芝居で学習しました。
お礼の手紙をいただきました
今年、関西育種場では小学1、2年生を対象とした秋の森林教室を2回開催しました。いずれも過ごしやすくなった10月の開催で、13日に津山市立鶴山小学校が先生を含めて計94名、14日には津山市立一宮小学校が同じく95名で来場しました。
両日とも時折小雨の降る天気で、予定が変更になる場面もありましたが、木の実拾い、紙芝居、樹木クイズ、木の葉のしおり作りで楽しく森林について学んでもらえたと思います。
鳥取県智頭町にある山陰増殖保存園で、智頭町立土師小学校の全校児童を対象に森林教室を開催しました。この日の午前中は晴天に恵まれ、児童52名と引率の先生12名は遠足を兼ねて来園しました。森林教室での催し物は、恒例の「紙芝居」「葉脈のしおり作り」「木工工作」「丸太切りチャレンジ」の4つで、参加した児童は約2時間でほぼ全てを体験し、それぞれお土産として作品を完成させることができたようでした。
午後からは雨になりそうな空模様だったため、昼食後の自由時間は30分程で切り上げての日程となりましたが、楽しく学んでもらえたようでした。
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.