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関西育種場では、近隣の中学校、高校からの依頼を受け、就業体験学習を実施しています。主に場内にある圃場での調査や研究内容等の説明を受け、関西育種場で取り組んでいる事業の一端を学んでいただいています。この就業体験学習を通じて、関西育種場の仕事について知っていただくことはもちろん、働くことの大切さや楽しさを知り、自分の将来の進路選択に役立てば幸いです。
11月11日から13日の3日間の日程で、勝央町立勝央中学校2年生の生徒2名に職場体験学習を実施しました。
初日は、マツ材線虫病でマツが枯れる仕組みを解説した後、マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業における苗木の生存調査と、パソコンを使用した調査データの入力を行い、 2日目は原種園で枯れ木の調査、除去を行った後、苗畑での成長調査と苗木の系統ラベルの取り付け作業を体験してもらいました。最終日には、林木のジーンバンク事業について説明をした後、実際にさし木作業を行い、全ての日程を終了しました。
終了後は、少し疲れがあったかと思いますが、普段とは違った体験により有意義な学習になったかと思います。
11月12日から14日の3日間の日程で、勝央町立勝央中学校2年生の生徒2名に職場体験学習を実施しました。
初日は、苗畑で苗木の本数調査、採穂園での枯れ木等の除去及び種子の精選を行い、2日目は林木のジーンバンク事業について説明をした後、実際にさし木作業等を行いました。最終日は、マツ材線虫病でマツが枯れる仕組みを説明した後、マツノザイセンチュウ抵抗性育種事業の枯損調査を行い、全ての日程を終了しました。
終了後は少し疲れもあったかと思いますが、普段とは違った体験により有意義な学習になったかと思います。
11月14日から16日の3日間の日程で、勝央町立勝央中学校2年生の生徒2名に職場体験学習を実施しました。2名の生徒は、自然や生物にかかわる仕事に興味があるということで当場を希望しました。
初日は採取した種子の精選、種まき及び発根調査を体験し、2日目はマツノザイセンチュウ抵抗性育種事業の枯損調査及び顕微鏡を使ったセンチュウの観察を行い、体験した調査の意味を理解してもらう良い機会になったことと思います。3日目は、林木のジーンバンク事業について説明をした後、実際にさし木増殖について一連の作業をし、午後はヒノキのミニチュア採種園で成長量調査を体験しました。
3日間でしたが、最後の意見交換会では2名からそれぞれ質問があり、有意義な体験学習になったかと思います。
11月16日から18日の3日間の日程で、勝央町立勝央中学校2年生の生徒2名に職場体験学習を実施しました。
2名の生徒は樹木や自然に興味があるとういことで当場を希望し、1日目はマツの種子精選と間伐作業を体験しました。2日目はマツノザイセンチュウ抵抗性育種事業の紹介から始め、場内のいろいろなマツを見学した後、マツノザイセンチュウ接種苗の枯損調査や、調査野帳のとりまとめを体験しました。最終日の3日目は、午前中に林木のジーンバンク事業について説明をし、実際にさし木増殖について一連の作業を体験した後、午後からはヒノキのミニチュア採種園で球果の結実調査を行いました。
全ての予定を終了し、少し疲れもあったかと思いますが、普段とは違った体験により有意義な学習になったかと思います。
平成23年9月12日から13日の2日間、岡山県立勝間田高等学校グリーン環境科2年生の生徒3名に就業体験学習を実施しました。
初日は山陰増殖保存園においてファコップやピロディンを使用して材質調査を行い、2日目は調査した材質データの入力、分析等を行いました。また、2日目午後からは林木のジーンバンク事業の講義及び、温室等での具体的な事業内容の解説を行いました。
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