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アキニレ

和名:アキニレ
所属:ニレ科 ケヤキ属
学名:Ulmus parvifolia Jacq.
特性:落葉高木で、幹は直立して分岐する。樹皮は灰褐色で、まだらがあり、面はあらい。小枝は細く、短毛がある。葉は有柄で互生し、倒卵形または長楕円形で、先は尖るか丸い。上面はざらつき、やや硬く光沢があり、縁にはにぶい鋸歯がある。花は新枝の葉腋につき淡黄色の小花が群がってつく。翼果には短柄があり偏平な楕円形をしている。種子は2個中央部にある。
分布:本州(東海道、近畿、中国)、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国(中央部および南部)の暖帯に分布する。
用途:材は器具材などで、樹木は暖地において生垣、公園、庭園用とし、樹皮は縄の代用とする。
備考:一名イシゲヤキ、カワラゲヤキ。ハルニレは、花が春葉にさきだって咲き、アキニレは秋咲く。イシゲヤキは材が堅いからで、カワラゲヤキは樹の様子がケヤキに似ていて河原に生えるからいう。
開花時期:9月
果実成熟期:10~11月
写真上:
写真下:

アキニレの花

アキニレの葉

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