文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ここから本文です。

エゴノキ

和名:エゴノキ
所属:エゴノキ科 エゴノキ属
学名:Styrax japonicus Siebold et Zucc.
特性:落葉高木。樹皮は暗灰色にして平滑であるが、老樹では外皮に浅い縦裂を生ずる。枝はジグザグに屈曲し、帯紫褐色をなし、外皮は細長い線状となって剥げる。葉は有柄で互生し、狭長卵形で先端は尖り、上面は緑色をなし、下面は淡緑色をなす。短枝上端および上部の葉腋に短い花序を出し、1~4個の花を開き下垂する。果実は球形または卵形で、熟すると果皮が裂け、中から褐色で堅い1種子を出す。
分布:北海道(日高地方)、本州(各地)、伊豆七島、四国、九州、琉球、朝鮮半島、中国、フィリピン北部の暖帯および温帯に広く分布する。
用途:材は建築材、器具材、土木用材などに使用し、果皮は有毒でこれをすりつぶして、川に流し魚をとる用に供する。木は庭木または生け垣に適する。
備考:和名エゴノキは果皮は有毒でのどを刺激してえごいためであろうという。
開花時期:5月
果実成熟期:10月
写真上:
写真中:
写真下:堅果

エゴノキの花

エゴノキの葉

エゴノキの堅果

お問い合わせ

所属課室:九州支所地域連携推進室 

〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪4-11-16

電話番号:096-343-3168

FAX番号:096-344-5054

Email:kyswebmaster@ml.affrc.go.jp