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シナアブラギリ

和名:シナアブラギリ
所属:トウダイグサ科 アブラギリ属
学名:Aleurites fordii Hemsl.
特性:落葉高木。樹皮は灰白色でなめらかである。老樹ではいくぶん粗ぞうとなる。葉は互生し、心臓形または心卵形をなし全緑である。葉柄は長く、やや紅色で葉柄のもとに2個の密腺がありこれに柄がない。雌雄異株または同株。集散花序を出し、表面白色、下面紅色の花を開く。果実は球形で1~3個つき外皮は初め緑色、のち暗褐色となる。中に3~5個の種子がある。
分布:中国原産である。中国では揚子江南部各省で盛んに栽培されている。日本では関東地方南部以西の暖地で栽培されている。
用途:桐油として優良である。油絵、提灯などに用いるが食用とはならない。材は床板、下駄材などとする。
備考:和名シナアブラギリは「支那油桐」の意で、油桐(日本油桐)に対しての名である。
開花時期:4~5月
果実成熟期:9~10月
写真上:
写真下:

シナアブラギリの花

シナアブラギリの葉

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