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シャクナゲ

和名:シャクナゲ
所属:ツツジ科 ツツジ属
学名:Rhododendron metternichii var pentamerum Maxim
特性:常緑低木または小高木。樹皮は灰褐色あとで褐色、褐白色の斑紋があらわれる。枝は太く、丸い。葉は倒披針形または楕円状披針形をなし、全縁で光沢があり、上面は濃緑色、下面は淡褐色の毛が密生する。適潤で排水のよいところに生じ、陰樹で成長は遅い。
分布:本州(山形、福島両県以南、関東、甲信)の温帯に生ずる。
用途:材は杖として珍重される。木は庭園、盆栽として賞美される。
備考:九州、四国などに自生しているのは「ツクシシャクナゲ」で、葉の裏の綿毛が長く花冠は7裂し、シャクナゲ(5裂)とは区別できる。和名のシャクナゲは中国の「石南花」を誤ってつけた名である。石南花はバラ科のオオカナメモチのことである。
開花時期:5~6月
果実成熟期:9~10月
写真上:
写真下:

シャクナゲの花

シャクナゲの葉

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