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タブノキ

和名:タブノキ
所属:クスノキ科 タブノキ属
学名:Machilus thunbergii Siebold et Zucc.
特性:常緑高木で樹幹は直立し、枝条は太く横にひろがり笠形の樹冠をなす。樹皮は灰褐色平滑であるが、老木となり粗ぞうとなる。小枝は緑色。葉は有柄で互生し、倒卵形または楕円形で表面は光沢がある。花は両性花で黄緑色をし、小枝の先に群がってつく。液果は扁球形で黒紫色、果柄は赤色である。種子は1個あり、球形で汚褐色をなす。
分布:本州(青森県岩崎、秋田県、岩手県以南)、四国、九州、琉球、朝鮮半島南部、台湾、中国の暖帯および亜熱帯に広く分布する。特に沿海地に多く群生する。
用途:材は建築材、器具材、彫刻材、ベニヤ材などに利用される。樹皮からは染料や香料をとる。木は庭園、公園、また防風樹として植えられる。
備考:一名イヌグスイヌグスは「犬樟」の意で、この木がクスノキに似ているが、材質がおとるからつけられた名である。
開花時期:3~5月
果実成熟期:7~8月
写真上:
写真下:

タブノキの花

タブノキの葉

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