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テンダイウヤク

和名:テンダイウヤク
所属:クスノキ科 クロモジ属
学名:Lindera strychnifolia F.Vill.
特性:常緑潅木。根のところどころに楕円状の肥厚部がある。香気がありこれをウヤク(鳥薬)という。葉は楕円形、うすい革質、全緑、三主脈あり、下面は帯白色。雌雄異株。花は3~4月頃腋出、散形花序、淡黄色の小花を開く。果実は9月に熟す、楕円形のしょう果。
分布:中国南部の原産、東海道以西の暖地に野性化している。
用途:根を薬用にする。枝が細くこんもりと茂り、庭木として一部利用されている。
備考:熊本市の近く金峰山国有林内、もと寺崎博士のヒノキ間伐試験地内に多く生育している。耐陰性も強く、あまり乾燥しないようなところを好むようである。下木の庭木として利用できる。
開花時期:3~4月
果実成熟期:9月
写真上:
写真下:

テンダイウヤクの花

テンダイウヤクの葉

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