文字サイズ
縮小
標準
拡大
色合い
標準
1
2
3

森林総研トップ

ここから本文です。

ヒノキ樹脂胴枯病

病名:ヒノキ樹脂胴枯病

病原菌:Monochaetia unicornis (Cke. et Ellis) Sacc.
宿主:ヒノキ、Chamaecyparis obtusa (Sieb. et Zucc.) Endl.
症状:枝や幹の樹皮が縦に裂けて樹脂を流出し、その部位のえ死病斑が枝を一周するとそこから先の枝が枯れる。流出した樹脂は白色に固化し、枝や幹の病患部に付着する。ヒノキの床替苗および幼齢から若齢林で発生する。樹齢が10年を越えるようなると、病患部の樹皮が厚くなって次第に治癒するようになる。木部に数センチ大の材の変色が発生し、これが材質劣化の原因となる。サワラやネズミサシなども罹病する。

””
写真:白色に固化した樹脂が付く病患部

お問い合わせ

所属課室:九州支所地域連携推進室 

〒860-0862 熊本県熊本市中央区黒髪4-11-16

電話番号:096-343-3168

FAX番号:096-344-5054

Email:kyswebmaster@ml.affrc.go.jp