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マツ材線虫病

病名:マツ材線虫病

病原菌:マツノザイセンチュウ、Bursaphelenchus xylophilus (Steiner et Buhrer) Nickle
宿主: アカマツやクロマツなどのマツ類、Pinus spp.
症状:夏から秋にかけて急激に委凋枯死する。初期には旧葉が黄色になって委凋する。明治時代に北米大陸から九州地域へ侵入したと推定され、西日本から東日本へとマツ類を駆逐する勢い蔓延してる。当初は穿孔虫類の加害による枯損被害と考えられていたが、九州支所樹病研究室の研究により真の原因はマツノザイセンチュウであることが明らかにされた。マツノザイセンチュウは線虫の一種で、体長1ミリ位である。マツノマダラカミキリによって媒介される。
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写真1:海岸斜面のクロマツの枯損被害

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写真2:マツノザイセンチュウ

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