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スギ黒点枝枯病

病名:スギ黒点枝枯病

病原菌:Stromatinia cryptomeriae Kubono et Hosoya
宿主:スギ、Cryptomeria japonica D.Don
症状:7~8月頃に小枝の先端部に褐色病斑を形成する。その病斑が拡大して数年で主枝に達し、主枝を一周するとそこから上部が鮮やかな赤褐色になって枯れる。樹齢を問わずに発生し、慢性的に激しく発病する場合には著しい成育阻害を引き起こす。東北地域でスギ造林地の重要病害である。九州地域でも時々発生するが、連年発生することはないようで、発生翌年の針葉展開により回復して、次第に罹病枝葉部は目立たなくなる。
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写真1:枝枯れ症状

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写真2:病原菌の胞子

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