ここから本文です。
所属:膜翅目、スズメバチ科 VESPIDAE |
![]() |
学名:Vespa tropica (linn.) |
|
形態:体長24-37cm、体は細い。 |
|
食物:アシナガバチ |
|
分布:本州・四国・九州、対馬、屋久島、奄美大島 |
|
生態:日本産のスズメバチの中では最も小規模の巣を作る。巣は樹洞や鳥の巣箱などの閉鎖空間。アシナガバチ類専門の捕食者という点で、スズメバチ類としてはもっとも食性の特殊化が著しい。アシナガバチの巣を襲い、巣内の幼虫や蛹の体液を吸い取り、それを自分の幼虫に餌として与える。アシナガバチは全く反撃できず、襲われた巣は早晩廃絶する。 |
|
写真:巣を造成中の女王バチ |
お問い合わせ
Copyright © Forest Research and Management Organization. All rights reserved.