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所属:コウチュウ目 カミキリムシ科 CERAMBYCIDAE |
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学名:Apriona japonica THOMSON |
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形態:成虫は体長36-45mm、熟幼虫の体長60-70mm。 |
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食樹:クワ・イチジク・ビワなどの害虫として知られているが、庭木や公園のモミジ・ケヤキにもよく見られるため、広葉樹造林や緑化木生産における重要害虫。 |
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分布:本州、四国、九州、対馬 |
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生態:樹幹部を幼虫が食害する。風で折れる原因となる。1世代2年から3年かかる。成虫は6月に脱出し、9月まで1年枝の樹皮を後食する。産卵部位は直径10~20mmの小枝あるいは樹幹部で、樹皮を口器で樹皮をか6切り、木部をえぐってその中に1粒産卵する。幼虫は材部を下方に向かって食害しながら移動し、樹皮面にところどころ1.5mm程度の孔を作り、粉状か円筒状の虫糞を外部に排出する。 |
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写真:幼虫 |
写真:成虫 |
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