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ホーム > 九州支所紹介 > 施設案内 > 実験林 > 立田山の昆虫 > マスダクロホシタマムシ

更新日:2021年12月23日

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立田山の昆虫

和名:マスダクロホシタマムシ

所属:コウチュウ目 タマムシ科 BUPRESTIDAE

学名:Ovalisis vivata (Lewis)

形態:成虫は体長7-13mmで美麗。幼虫は体全体が偏平で、タマムシ類に特徴的な小さい頭部と大きな胸部を持つ。

食樹:スギ、ヒノキ

分布:本州・四国・九州・屋久島・台湾

生態:衰弱したスギ・ヒノキを加害し枯損させることがある。成虫は4月下旬から6月下旬に脱出し、成虫はスギやヒノキの針葉と枝を後食する。産卵は粗皮の割れ目に行われる。孵化した幼虫は内樹皮に食入し不規則に食い進むが、横方向に食害している例が多い。成熟した幼虫は樹皮下に蛹室を作るか、または材部に浅く穿入孔を作って蛹化する。

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写真:食害中の幼虫

写真:成虫


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