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更新日:2021年12月23日

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立田山の昆虫

和名:オオゾウムシ

所属:コウチュウ目 オサゾウムシ科 RUYNCHOPHORIDAE

学名:Sipalinus gigas (Fabricius)

形態:成虫の体長は変異が大きく12-29mm。幼虫は後半部が寸詰まりの奇妙な形態をしている。

食樹:マツ、スギ、ヒノキ、広葉樹などの枯死木、切り株、伐倒丸太。

分布:日本・朝鮮半島・中国・インドシナ・インド

生態:大型のオサゾウムシで、伐倒木や土場丸太に直径1cmほどの深い穴を開けることがあるため、とき木材害虫として注目される。成虫はクヌギ、コナラなどの樹液によく集まる。マツ林などに極めて普通な甲虫であるが、意外なことにその生活史はほとんどわかっていない。なぜか黒ビールが好きで、これを入れたトラップでよく捕れる。

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写真:左は幼虫、右は被害材
写真:成虫

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