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更新日:2021年12月23日

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立田山の昆虫

和名:シロスジカミキリ

所属:コウチュウ目 カミキリムシ科 CERAMBYCIDAE

学名:Batocera lineolata Chavrolat

形態:成虫は体長45-70mm、老熟幼虫の体長60-80mm。

食樹:カシ・シイ類、ハンノキ類、ポプラ類などのほかクリ・ナシなどの果樹その他多くの広葉樹の生立木を食害するため、果樹園などの重要害虫である。

分布:本州、四国、九州、奄美諸島、朝鮮、中国、インドネシア

生態:日本のカミキリムシでは最大の種である。幼虫が広葉樹の生立木の材部を食害する。1世代3年が普通である。成虫は5~6月に脱出する。産卵期間は5月下旬から8月上旬で、地上高50~150cmの樹皮に大顎でかみ傷をつけ、その中央部に産卵管をさし込み、樹皮下に1粒づつ産卵する。この産卵傷を横にらせん状に次々と作る。

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写真:左は幼虫が食害中の傷、右は成虫が脱出した穴
写真:成虫

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