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更新日:2021年12月23日

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立田山の昆虫

和名:スギタマバエ

所属:ハエ目 タマバエ科 CECIDOMYIIDAE

学名:Contarinia inouyei Mani

形態:成熟幼虫1.2~1.7mm、成虫1.5~2.0mm、成虫は蚊に似た形をしている。

食樹:スギのみ

分布:日本

生態:幼虫がスギ針葉の基部に虫こぶを造るため、針葉が枯れる。年1世代で4月に成虫が発生する。雌成虫は4月針葉が展開し始めたスギの芽の中に卵を産む。幼虫はスギ針葉の基部で包まれたように針葉の中に入る。10月に成熟した幼虫は虫こぶから脱出し、土中で繭を造って越冬する。

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写真:左は虫こぶの中、右は幼虫 写真:左は被害スギ、右は産卵中の雌成虫

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