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更新日:2018年6月19日

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林木遺伝資源の収集、保存

林木ジーンバンク事業

  九州育種場では、絶滅の危機に瀕している種、天然記念物に指定されている樹木、新たな需要が期待できる早生樹種等の収集・保存のため「林木ジーンバンク事業」に取り組んでいます。これらの林木遺伝資源については、利用価値を高めるための特性評価や情報提供を実施するとともに、試験研究用として活用をしています。

妙見の大ケヤキ

古江のキンモクセイ2

 国指定天然記念物(現在は解除)

「妙見の大ケヤキ」(熊本県上益城郡山都町) 

国指定天然記念物

「古江のキンモクセイ」(宮崎県延岡市)

松尾の大イチョウ センダンの収集

県指定天然記念物

「松尾のイチョウ」(宮崎県東臼杵郡椎葉村)

センダンの収集

あさひ保育園(佐賀県武雄市)

 

林木遺伝子銀行110番 -巨樹・名木等の遺伝資源のクローン増殖の取り組み-

 九州育種場では、天然記念物や巨樹、名木、森の巨人たち百選等の樹木が衰弱している場合に、樹木を後世に残すため、所有者からクローン増殖の要請を行っていただき、さし木やつぎ木により全く同じ遺伝子を受け継いだクローン苗木の増殖を行い、後継樹(クローン)を里帰りさせる取り組みを行っています。里帰りまでは、一般的に増殖には2~3年程度が必要です。増殖した後継樹は、里帰りさせるとともに、九州育種場でも保存し、研究材料として活用します。

 また、当110番は、林木ジーンバンク事業の一環として行うもので、次に該当するものを増殖の対象としています。
 1.林木遺伝資源として、当センターに保存する価値のある判断されるもの
 2.天然記念物、巨樹、名木、森の巨人たち百選等これらに類するもの
 3.高齢等の理由による衰弱が見られる等、後継樹の増殖の緊急性が高いと判断されるもの

   *樹種や樹齢等によっては、さし木やつぎ木等に増殖ができない場合もあります。

 110番の仕組み

 

おおえのき1

麻生原のキンモクセイ1

おおえのき2

麻生原のキンモクセイ2

 大江小学校シンボルツリー
「おおえのき」の里帰り
(熊本県熊本市中央区)

 国指定天然記念物
「麻生原のキンモクセイ」の里帰り
(熊本県上益城郡甲佐町)

 

 九州育種場での林木遺伝子銀行110番の実績については、里帰り実績一覧(PDF:124KB)のとおり 

 

 

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