ホーム > 業務紹介 > 活動報告 > トピックス  平成21年度 > 平成21年度研究担当者会議育種部会に出席

更新日:2013年6月10日

ここから本文です。

平成21年度研究担当者会議育種部会に出席 

平成21年度九州地区林業試験研究機関連絡協議会研究担当者会議の育種専門部会が平成21年5月13日から14日の両日にかけて、森林総合研究所九州支所(熊本市)において開催されました。

育種専門部会は九州8県の各林業試験場等の研究担当者、九州大学、九州森林管理局、森林総合研究所九州支所及び同九州育種場の各担当者により構成され、育種事業について協議を行う部会です。

今回は、下記の内容について協議が行われました。

(1)マツノザイセンチュウ抵抗性育種
抵抗性マツをさし木で普及する場合の採穂母樹数の目安や抵抗性マツの追加選抜と次世代化、抵抗性マツの配布価格等について情報交換を行いました。

(2)精英樹選抜育種事業
ヒノキさし木品種の造林実績や目視で特性調査する形質の評価基準、スギ精英樹と在来品種との関係の整理、育種種苗の普及率の向上方法等について議論しました。

(3)花粉の少ないスギ・ヒノキ品種の開発と普及
花粉の少ないヒノキ品種をさし木で普及するための採穂台木の仕立て方や雄花着花性以外のクローン特性について情報交換が行われたほか、花粉の少ないスギ・ヒノキ品種の追加選定について議論しました。

(4)競争的資金の応募
「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」について、今年度も応募していくことで意見が一致しました。

20090514_研究担当者会議