広葉樹林化のための更新予測および誘導技術の開発

・北海道立林業試験場(機関ホームページ

主要課題

1. 更新予測技術の開発
  (1) ランドスケープレベルにおける適地判定技術の開発

  (2) 施業地レベルでの更新予測手法の開発
   北海道にはもともと針葉樹と落葉広葉樹が混じった『針広混交林』が広がっていました。
   人間の利用で森林の多くは針葉樹の人工林となりました。針葉樹人工林と落葉広葉樹の関係について、以下の5つのテーマで私たちは研究しています。
  ・カラマツ・トドマツ人工林に落葉広葉樹はどのくらい侵入しているのか?
  ・どんな環境の人工林に落葉広葉樹は侵入できるのか?
  ・広葉樹林から近い人工林ほど侵入しやすい
  ・埋土種子があれば人工林は広葉樹林化できるのか?
  ・列状間伐をした林に広葉樹は侵入しやすいのか?

2. 誘導技術オプションの高度化
  (1) 遷移プロセスを利用した天然誘導技術

  (2) 更新作業による人工誘導技術

  (3) 公益的機能を向上させる誘導技術

3. 施業モデルの開発
  (1) 検証システムの開発

  (2) 誘導施業モデルの作成と普及化