プレスリリース

平成18年9月25日 


「野生動物による農林業被害をいかに防ぐか?」
 −農林水産技術会議事務局「鳥獣害プロジェクト」成果発表会の開催について−

                      (独)森林総合研究所
農林水産省


  独立行政法人森林総合研究所と農林水産技術会議事務局は、平成13年度からの5年間にわたるプロジェクト研究に係る成果発表会「野生動物による農林業被害をいかに防ぐか?」を下記の通り開催することと致しましたので、ご案内申し上げます。
  本発表会は、農林水産技術会議事務局プロジェクト研究「野生鳥獣による農林業被害軽減のための農林生態系管理技術の開発」(研究実施機関:(独)森林総合研究所等)の成果を広く普及することを目的としたものです。野生動物の被害対策に携わっている関係者の方々はじめ、一般の方々の積極的なご参加をお待ちしております。
1.開催日時   平成18年10月24日(火)10:00〜16:30
 
2.開催場所 東京大学弥生講堂一条ホール(東京都文京区弥生1−1−1)
東京メトロ南北線東大前駅、千代田線根津駅 下車

 
3.プログラム 第1部 ここまでわかった加害獣の生態

  ニホンジカの適正密度とは?
     堀野眞一・野宮治人(森林総合研究所)

  エゾシカの「渡り」と農地の利用
     宇野裕之(北海道環境科学研究センター)

  はじめて明かされた九州山地のシカ行動圏
     矢部恒晶(森林総合研究所)

  里山の変化とサル被害
     大井徹(森林総合研究所)

  イノシシ分布拡大のなぞ?
     永田純子(森林総合研究所)
     仲谷淳(農業・食品産業技術総合研究機構)

第2部 ここまでできる被害対策

  ニホンジカの大量捕獲方法
     梶光一(東京農工大学)
     高橋裕史(森林総合研究所)

  ニホンザルの動きを封じる
     斉藤千映美(宮城教育大学)

  サルを確実に撃退する簡易電気柵
     室山泰之(京都大学霊長類研究所)

  イノシシの行動を利用して侵入を防ぐ
     江口祐輔(麻布大学)
 
4.参加費等 参加費無料。
会場の都合上、事前の参加申込みを、電子メール(choju2006@ffpri.affrc.go.jp
または、郵送(郵便番号305-8687 茨城県つくば市松の里1(独)森林総合研究所研究情報科)にてお願いします。定員(200名)になり次第、締め切ります。


ポスター
(PDFファイル:558KB)    


[問い合わせ先]
独立行政法人 森林総合研究所
研究推進責任者: 野生動物研究領域長 川路 則友 
      Tel:029-829-8256  
広報担当者 : 企画調整部研究情報科長 上杉 三郎
      Tel:029-829-8130   Fax:029-873-0844
農林水産省 農林水産技術会議事務局
研究開発課 環境研究推進班 島津 洋子
      Tel:03-3502-8111 (内線5184)
当資料のホームページ掲載先URL  http://www.maff.go.jp/www/press/press.html

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