平成20年 5月19日
「里地里山の生物多様性 ―農業と森林を繋ぐ―」
国際生物多様性の日記念シンポジウム開催
独立行政法人 森林総合研究所
国連環境計画(UNEP)は、2000年の国連総会において、5月22日を国際生物多様性の日としました。以来世界各国で、毎年異なるキーワードを冠した国際生物多様性の日の記念行事が開催されています。我が国では、2010年には、生物多様性条約締結国会議(COP)を我が国(愛知県名古屋市)において開催すべく立候補することが閣議了解されたこと等から、昨年に引き続き今年も様々な行事が行われることになりました。
今年の国際生物多様性の日のキーワードは「生物多様性と農業」です。近年は食の安全や食糧自給率について、様々な問題が提起されました。私たちの生活における安全と安心を維持し、持続可能な社会を作っていくためには、多様で豊かな生態系を守ることが必要であり、科学的な知見は益々重要になっています。森林総合研究所では、既に10数年にわたって森林の生物多様性に関する研究を継続してきたことから、研究成果を広く一般の方々にも知っていただきたいと考え、今年も早稲田大学環境総合研究センターと共同でシンポジウムを開催することとなりました。今年のシンポジウムでは我が国の伝統的な景観である里山に焦点を当て、私たちにより身近な農業と森林を繋ぐ、里地里山の生物多様性に関する講演とポスター発表を行います。
記 |
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日 時: | 2008年5月22日(木)13:10~17:30 |
会 場: |
早稲田大学小野記念講堂 |
プログラム: | http://www.ffpri.affrc.go.jp/symposium/biodiv2008/biodiv2008.html |
主 催: | 独立行政法人森林総合研究所、早稲田大学環境総合研究センター |
後援(予定): | 林野庁・環境省 |
参加方法: | できるだけ事前登録をお願いいたします。 |
【問い合わせ先】 |
運営責任者:(独)森林総合研究所 研究コーディネータ 福山 研二 |
広報担当者:(独)森林総合研究所 研究情報科長 中牟田 潔 |