プレスリリース
 

平成22年 1月14日

独立行政法人 森林総合研究所四国支所
 
公開シンポジウム

「よみがえれ!竹林 −タケ資源の循環利用に向けて−」の開催について
 

ポイント

 ・ 竹は自然再生可能なバイオマス資源であり、低炭素社会の実現に貢献

 ・ 放置された竹林の利用と適正な管理は地域行政に直結

 ・ これまで全く未知であった竹の資源量や伐採・搬出の生産性が明らかに

 
 
概要

  独立行政法人森林総合研究所と農林水産省農林水産技術会議事務局は、1月30日に公開シンポジウム「よみがえれ!竹林−タケ資源の循環利用に向けて−」を開催します。
  西日本各地の里山では多くの竹林が放置され、自然に分布を拡大して人工林や耕作地に侵入しています。拡大の防止や枯殺は容易ではないため、各地の自治体も頭を痛めています。そこで対策の一つとして、竹をバイオマス資源として有効利用する方法が注目されています。ところが、資源量やコストなど不明な点が多く、これまで十分に利用を進めることができませんでした。そこで、森林総合研究所四国支所を中核とする研究グループでは、平成17 年度より竹資源量の推定やコストの検証、点在する竹資源の効率的な利用システムの開発を目指して技術開発研究を行ってきました。
  このシンポジウムでは、竹資源の循環的利用のための竹林施業システムについて、これまでに明らかにした成果を発表します。
  当日は是非取材にお越しいただき、誌面、番組等でご紹介いただければ幸いです。

  予算:農林水産省競争的研究資金「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」
      「タケ資源の持続的利用のための竹林管理・供給システムの開発(H 17 〜 21)」

 
 
問い合わせ先など

 独立行政法人 森林総合研究所四国支所長 今冨 裕樹
 研究担当者: 森林総合研究所四国支所 研究調整監 鳥居 厚志
 広報担当者  : 独立行政法人 森林総合研究所四国支所 連絡調整室長 杉本 育己
  Tel:088-844-1121(代) Fax:088-844-1130
  URL:http://www.ffpri-skk.affrc.go.jp/
 
 

 
案内PDF1 案内PDF2
公開シンポジウムの詳細はこちらから(PDFファイル)
 

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