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発行:農林水産省林野庁
森林総合研究所
研究の“森”から タイトル No.1
1990.12.01

発刊のことば


 森林総合研究所(元林業試験場)が再編新発足して2年たちました。その成果を待ち望む声が日に日に強くなってきたことを感じています。私どもの研究成果の発表は,学会や各種の機関誌のほか,本所にあっては「所報」(月刊),「研究報告」(ほぼ隔月刊),「年報」・「成果選集」(年刊),支所にあっては各種広報誌(ほぼ季刊)を活用し,「開かれた研究所」を目指して努力して参りました。残念ながら,忙しい現代社会にあっては,長い報文に目を通してくださる人々が少ないことも承知しています。

 しかし,いかに忙しくても新聞に目を通さない人はいません。ここに新しく発刊する「研究の“森”から」は,私どもの研究情報の新聞,つまり,研究“瓦版”です。瓦版ですから気軽に読み捨ててください。その中で読者の大脳の引出しに残るものがあれば幸いです。もっと詳しい情報をご希望の場合には,研究情報科(裏面)にお問い合わせ下さい。

 さて,“研究の森”から何が出てくるか。ご期待をもって幾久しくご愛読のほどを願いあげます。

森林総合研究所長 小林富士雄

写真:森林総合研究所

【一口メモ】

FFPRIとは:Forestry and Forest Products Research Instituteの頭文字。

森林・林業・林産業の総合科学を目指す森林総合研究所の英名の略称。

上のシンボルマーク:森林総合研究所の発足(昭和63年10月1日)の記念行事の一環として所員から募集した。応募作品40点の中から選ばれたのがこれ。小沼順一研究協力官の作。丸は広葉樹,三角形は針葉樹の樹冠をシンボライズしたもの。


★多摩森林科学園研修展示館完成★


 東京都八王子市(高尾駅より徒歩約6分)に所在する多摩森林科学園(旧浅川実験林)の敷地内に研修展示館が完成しました。

 多摩森林科学園は,さくらの保存林などでよく知られていますが,研修展示館ができることによって,さらに楽しんでいただけると思われます。平成3年4月にオープンを予定しています。

 

☆研修展示館の概要☆

設計・監理 関東地方建設局営繕部

規模 木造2階建て

構造・構法 大断面構造用集成材を用いたアーチ構造

最高高さ 12.000m

延べ床面積 913.88m2

各階床面積 1階:524.88m2 2階:388.80m2

写真1 研修展示館の正面外観

☆構造材には外材内外装には国産材☆

構造用集成材 ソ連カラマツ

外壁 信州カラマツ

内壁 ヒノキ,信州カラマツ

屋根下地仕上 ベイツガ野地角

床 ミズナラフローリング

その他 スギ,ヒバ,タモ,シオジ等

図1 研修展示館平面図

☆研修展示館はこのように使います☆

 森林総合研究所は,森林・林業・林産業にかかわる国立の唯一の研究機関として研究を進めています。

「森林のしくみ」,「環境をよくする森林の働き」,「豊かな生活を支える森からの限りない恵み」,「森を守り育てる林業」といったテーマを設け,森林総合研究所が取り組んでいる研究や技術情報について,展示物や各種のパネル,映像を用意し,広く国民の皆様に理解していただけるよう計画しています。さらに,公開講座や森林教室等の催しを開き,楽しみながら学習していただくよう企画しています。

写真2 展示室内部とスギ丸太の柱

企画・製作 所長・多摩森林科学園 お問い合わせは
  森林総合研究所企画調整部研究情報科へ
   〒305 茨城県稲敷郡茎崎町松の里1
   TEL 0298-73-3211
   FAX 0298-74-3720

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