営巣トラップ


 竹筒ハチ類は、もともとはカミキリムシが木にあけた穴などに営巣しますが、これを効率的に調べる方法として、いろいろな太さの竹筒を人工的に設置しておく方法があります。これを営巣トラップといい、日本では以前から使われてきました。

 営巣トラップは、20cm程度に切った、内径5〜20mmくらいの竹筒を適当に組み合わせて作ります。ハチの種によって好みの太さが違うので、いろいろな太さの竹筒を混ぜたほうがたくさんの種が営巣します。下の写真のように、竹筒を円筒状に束ねるやり方と、「すだれ」のように並列に並べるやり方がありますが、営巣するハチの種はどちらでもそれほど変わりません。

 どのような場所に営巣トラップを着けるかは決まっていません。私たちは森林内で竹筒ハチを調べるのが目的なので、写真のように樹の幹にしばり付けています。人家の周辺であれば、屋根の軒下など雨が当たりにくい場所に設置するとよいでしょう。

photo
photo
円筒状に束ねたタイプ営巣トラップ
すだれ状の営巣トラップ


兵庫県立人と自然の博物館 竹筒トラップの調べ方