森林生物 ウラゴマダラシジミ


和名:ウラゴマダラシジミ
学名: Artopoetes pryeri
    チョウ目,シジミチョウ科
分布:北海道・本州・四国・九州
 
写真(上):ウラゴマダラシジミ表
写真(下):ウラゴマダラシジミ裏
ウラゴマダラシジミ表
説明
平地の雑木林や落葉樹林の優占する渓谷に多い。食樹はミヤマイボタ,イボタノキなどのモクセイ科で,北海道では植栽されたセイヨウイボタにもよく発生する。卵で越冬する。成虫は年1回,5〜6月に出現し,主に夕刻に活動する。イボタノキやクリなどをよく訪花する。卵は,小枝の分岐部などに1〜10卵程度ずつ産まれる。産卵直後の卵は濃い紅色で,ミドリシジミ族の中では特異。
ウラゴマダラシジミ裏

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