森林生物 オオゾウムシ


和名:オオゾウムシ
学名:Sipalinus gigas
    コウチュウ目,オサゾウムシ科
分布:北海道,本州,四国,九州,伊豆大島,伊豆新島,伊豆神津島,対馬,沖縄本島
 
写真(上):オオゾウムシ成虫
写真(下):オオゾウムシ被害木材
オオゾウムシ成虫
説明
成虫の体長12〜29mm。雌雄ともサイズのばらつきが著しい。生きた木を加害することはなく,マツやスギなどの新鮮な枯損木や伐根などを好む。成虫は5月頃から見られ,クヌギやコナラの出す樹液でもよく見られる。また黒ビールを餌としたトラップでよく採れる。幼虫は材部を摂食しながら直径10mmほどの大きな穴を10cmほどに渡って掘り進むため,貯木場やはい積みの丸太にしばしば被害を与える。とくに沢沿いなど湿った場所は要注意。穿孔された木から多量の木屑が排出されるのですぐわかる。剥皮すれば成虫は産卵しないので被害を防げる。
オオゾウムシ被害木材

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