森林生物 トガリフタモンアシナガバチ
和名:
トガリフタモンアシナガバチ
学名:
Polistes riparius
ハチ目,スズメバチ科
分布:
北海道(渡島半島を除く),本州(秋田県)
写真(上):
トガリフタモンアシナガ成虫(左雌,右雄)
写真(下):
トガリフタモンアシナガ巣
説明
体長は約14〜19mm。体色は黒色で黄色の縞模様がある。近似種のフタモンアシナガバチよりもやや大型。メスの大腮は黒色。オスの頭楯先端は尖る。オスと繁殖メス(新女王)の体サイズはほぼ同じ。河原の草地や樹高の低いカラマツ植林地を好み,草本の枯れ茎や稚樹の幹に営巣するが,分布は局所的である。他のアシナガバチと異なり,人家などの建物に営巣することはない。繭のふたの色は黒色。
森林総合研究所
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