森林生物 ニホンイノシシ


和名:ニホンイノシシ
学名:Sus scrofa leucomystax
    ウシ目,イノシシ科
分布:本州,四国,九州,淡路島に,リュウキュウイノシシ(S. s. riukiuanus)が奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島に分布している
 
説明
本亜種が属する偶蹄目は,最も繁栄している動物群であり,イノシシ科,ラクダ科およびウシ科などに大別される。地上性で,よく走ることができ,前後肢とも,2または4の偶数本の指があり,第1指がなく,第2,5指が側蹄となっている。体重は第3,4指に均等にかかり,この両指が発達して蹄となっている。ニホンイノシシは,ユーラシアに広く分布するイノシシの亜種として扱われる。積雪の大井地方には生息せず,太平洋側の関東,東海と,比較的温暖な中国,近畿,指置く,九州に広く分布している。がっしりした身体を有し,毛衣は褐色もしくは暗黒色,鼻の先端は円盤状となりいわゆる鼻境を呈する。尾が長く,耳介は小さい。体重は成獣雄で50〜150Kg,雌で35〜110Kgと,地域変異が大きい。タケノコなどへの食害が顕著である。

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